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2006年10月 3日 (火)

何もないことの素敵 発見

 普段はごくフツーの田んぼや畑の広がる田舎路を自転車で走っています。観光資源と云えるようなものは数少ない、どっちに行っても山坂だらけ。とてもサイクリングに適した場所とは思っていませんでした。ところが今回、サイクリング大会に参加し、横浜や鎌倉を走って思うことがありました。確かにどこに行っても名の知れた名所です。そんな場所を走ることができることはすばらしいこと。

 しかし、自転車乗りにとってあの自転車環境は最悪 (>_<)。大通りや路地にあふれる車や人。石畳やタイル・マンホールの蓋など人工物で覆われた路面は雨に降られてツルンツルン、一瞬でも気を抜くことは許されない。高速で走るクルマに追い立てられて、駐車のクルマを避けながら、道の端っこを排気ガスにまみれて行くことは、気弱な田舎者には大変でした。こんな場所を走るには「クルマ並みのパワーで、クルマの間を縫って走り、ドライバーがウザイと感じることもいとわない強心臓」で行く以外にないのでしょうか?坂道のない平坦路は良い思う反面メリハリがなく単調。

 帰路つらつら思うに、何にもない田舎にも素敵なものがいっぱい、ありふれた山里のすばらしさを改めて実感しました。畔の鮮やかな緑・こうべを垂れた黄金色の稲穂・小雨の山肌にたなびく霞。季節や天候によってはまるで違った表情を見せてくれます。先日の「大地の芸術祭」にサイクリングで訪れた方に「何が魅力でそんなに熱心に、何にもない田舎の山の中を走りに来るのか?」と訊ねてみましたが、まさにその答えが今回のサイクリング大会に参加して感じたこのことでした。息を切らす急な山坂も、トンボやカエル・生き生きとした道端の草も、誰も来ない田んぼ道や山道をおしゃべりしながら並んで走ることができることも・・・。こんな当たり前のこと、これこそがどこにでも誇れるいちばんの魅力だということに気が付かされました。

 大会関係者の皆さん、決して「貴方たちの大会が良くなかった」ということではありません。大勢の皆さんの熱意と努力に敬意を表し、成功したいい大会だと思っています。本当にご苦労様でした。改めて身の回りの良さを再発見することもできました、感謝・感謝です。ありがとうございました。 m(__)m 

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