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2007年5月22日 (火)

大地の芸術祭 記録集

 昨年開催された「大地の芸術祭2006」の公式記録集が発刊されました。新たに製作された全作品をカラー写真で紹介し解説したぶ厚い記録集です。昨日手元に届きページをめくると、熱い夏が甦ってきました。第1回から町内会やサークル、仕事でも数多い作品とかかわりを持ち、昨年も作家と協働し、2作品製作にドップリとはまっていました。自分がかかわった作品をあらためて眺めると、いろいろなことを乗り越えて良くやったという感慨がジワッを沸いてきます。

 会期前に発刊されたガイドブックは、作品製作前のためイメージスケッチやコンセプトが簡単に紹介されているだけで実際どんな作品ができるのかを想像するのが難しく、製作が始まってから住民と協働することで作品がどんどん飛躍・発展し、完成後に作品がいっそう魅力を加えていることも多いのです。新作の7割ほどを見て廻りましたが、ガイドブックからは想像も出来ない印象に残る作品も多く、あらためて記録集を見てとすごいことが起こったんだと実感します。こうした作品の1つ1つにはスケールが大きく写真では表現できない空間感が表れないものもあります、小さい作品や時間によって変化する作品などは最高の瞬間をクローズアップしたものなど、実物を見たとき以上にすばらしく感じるものもたくさんあります。それにつけてもいい作品をいくつも見逃したことに後悔が残ります。

 今朝の朝刊に第4回目の会期と予算が発表になっていました。今年の夏にはプレイベント「2007夏・越後妻有・大地の夏」が行われるそうです、「今年も汗をかきながら里山を走ってみたい!」。またあの熱い夏が甦りそうです。公式記録の写真を見ながら、作品そのものを見ているのではなく、その背景(風景は無論、住民の暮らしや村の事情などもろもろ・・)を見ているのだと思いました。1枚の写真から、この景色はいったいどこなんだ?切り取ってみると、有名なリゾート地にも負けない素敵な風景が足元にいっぱいある。だから全国・世界中から見学者が訪れる、いつも見ているから気が付かないでいたんです。もっともっと自慢していい里山です。作品自体の魅力は決して作品だけから放たれているのではなく、その背景や環境が輝いているからでしょうか?こういう場所は、もっともっと誇ってもいいのでしょう。田舎のオヤジが何で現代アート??とも思いますが、他所の人からの刺激で住んでいる場所のすばらしさに気付かされる。過疎・豪雪・高齢化さまざまな問題を抱えながらも、そこに他所の人が集まることで新たな活気が生まれるという効果。それが大地の芸術祭の魅力でしょうか。

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