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2008年8月20日 (水)

白玉の歯にしみとほる秋の夜の・・・

 旧盆が過ぎて朝晩はめっきり涼しくなり、虫の音にも田畑にも秋の気配を感じてきた。「暑い暑い!」といってビールばかり飲んでいたが、そろそろ日本酒の季節だ。まだ燗酒というほどでないから当然冷酒となる。今日は珍しいものが手に入った(^^♪ 幻魚(ゲンギョ)である。一般には幻魚と書いてゲンゲと読む。こんな珍しくて旨いものはホントはあまり吹聴せず幻のままのほうが良いのだが・・・ 

Genge  日本海のごく一部の深海でしか獲れないまぼろしの魚=ゲンゲ。正式和名はノロゲンゲ。見た目もグロティスクで、うなぎやドジョウなんて比較にならない程にヌルヌルヌメヌメドロドロしたゼラチン質に覆われ、チョット目には大きいナメクジのようで全く食欲がわかない。ズワイガニ漁などのカゴで混獲される程度でほとんどは捨てられていたらしい、漁獲量も少なくてまぼろしの魚だから「幻魚」と思ったらそうではないようだ。鮮度が著しく落ちやすいので市場には出廻らず売れないから「下の下の魚」→ゲノゲが訛ってゲンゲとなったという。だから漁師や沿岸の人だけしか味わうことが出来ない、正に幻魚であった。味はというと淡白でヌメヌメのコラーゲンタップリ、煮ても揚げ物にしても旨いという。ところが最近これがまぼろしの味・希少価値ということで人気になっている。

 今夜はゲンゲの干物がアテだから当然「冷酒」 (*^_^*)。これも頂き物、新潟は栃尾、越銘醸「淡麗純米無濾過生酒 壱醸」。純米としか謳っていないが、精米歩合50%というから大吟醸にも匹敵する味わいだ。軽くあぶったゲンゲを一口かじると独特のうまみがジワ~ッ (^^♪ そこでキリッと冷えた日本酒をグイッ 「旨ァ~~~ 」 立て続けに何杯か飲んだあと、しみじみとその顔を見て少しドキッとした。

Dsc00233  程よく焼けた姿は遠目にはシシャモだが、近寄ればどう見たってこいつの顔はエイリアンだ!酔いの廻った老眼では細かいところまでよく見えない(~_~;) eyeglassメガネをかけてじっくり見るとすごい形相。3センチマクロ接写でcamera写せば更にすごい。それを見て食欲が無くなるかと思いきや・・・頭からガブリ。  そしてまた一杯グビッ  ウ・マ・イ!(*^_^*) 酒もゲンゲも・・・  「どうだぁ~!参ったか!!呑兵衛をあまく見るんじゃないぞ~!地球外生命体め!」 な~んちゃって"^_^"。エイリアンも呑兵衛にはかなわない  

 涼しくなった宵のひと時、虫の音を聞きながらさらに一杯・・・ 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり  暑い夜に大勢でにぎやかに呑むbeerビールも良いが、秋の夜はやっぱり静かにbottleひとり酒 (^^♪ そうだ「イカの沖漬け」もあったっけup

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コメント

そろそろビールよりも日本酒の季節というのは同感です。
炙り“ゲンゲ”うまそうですね!思わず杯が重なるのも納得です。
さて、当方週二日の休肝日を終えて今宵は残り物の八海山でもと考えてみたり。。。
デハマタpaper

投稿: mayuta | 2008年8月22日 (金) 12時24分

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