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2008年9月 9日 (火)

26年間ありがとう

 今日は月に一度の金属資源ごみの回収日、今までためらいにためらったあげくとうとう出してしまった。それは26年間愛用した自転車、丸石自転車”紙ふうせん”という青いママチャリだ。

 青い”紙ふうせん”が我が家にやって来たのは26年前、長男の誕生と同じ頃だった。買ったばかりの自転車の前カゴに、まだ首が据わって間もない子を乗せ(入れ?)て通勤し祖母に見てもらっていた。その子が大きくなるにつれ、次第にカゴに入りきれなくなってからは乗用シートをつけ保育所の送り迎え・・・二人の子供が中高生になってからは部活の行き返りや近所への買い物で酷使。

 そして10数年ほど経ったある秋の日、長女が近所の大型店に買い物に行き鍵をかけずに駐輪した。買い物を終えて帰ろうとしたとき、青い”紙ふうせん”はなくなっていた。盗まれたのだ!とはいえチョイ乗りされ乗り捨てられることも多いので、それから暫らくの間は近隣のスーパー・大型店・駅など放置されやすい場所を片っ端から見て回ったが見つからなかった。当然警察にも届けたが、たかが古い自転車の1台、真剣に探してくれるはずもない。やがで冬になり乗れ捨てられれば雪の下、春になったら惨めなゴミと化すと諦めた。

 ところが半年ほど過ぎた春先、家内が通勤途中のとあるビルの中で偶然にそれらしい自転車を見かけたという。知らせを聞いて早速駆けつけると入口の奥の方に見たことのある青い自転車が・・・ 中に入って確認するとまぎれもなく我が家の青い”紙ふうせん”であった\(◎o◎)/!。しかし鍵がしっかりかけてある!<`ヘ´> 明らかに今も乗っているという感じである。防犯登録もそのまま、我が家のネームシールを何枚も貼ったものもそのまま。風雨にさらされていないので思いのほかきれいだ。いったい誰が・・・? その場は一旦戻って考えた。そのビルは頬に傷を持つ所謂「暴○団系」といわれる人種の所有で、とかく悪評判の建物だ。しかも出入りするそれ系に加えアジア系出稼ぎ女性たちが住む雑居ビル。警察に届けようかとも思ったが面倒になるのは嫌だった。そのまま手をこまねいてまた無くなったらどうしようと思うとすぐに取って返し、鍵がかかったままの自転車を取り返してきた。その一件のあとは再び我が家で平穏にサンダル代わりとして活躍する日々。

 長男とともに大学4年間はアパートと学校とバイト先を往復する東京暮らしも経験、1日10数Kmは走り回ったらしい。磨り減ったタイヤ、あっちこっち寿命の尽きたパーツを何度も換えてもらい役目を終えて帰郷。 4年振りに帰った青い”紙ふうせん”を見てびっくり、シートチューブの付け根がポッキリと折れているではないか。サドルのある自転車の姿をとどめようとパイプの中に塩ビのチューブが差し込んである。これでどうして乗っていたか長男に聞くと「ずっと立ちこぎ・・・」だって(@_@。。これでは座れるはずがない。 その時「もう捨てよう」と思ったが長男に止められ、シートチューブを電溶でくっつけて復活した。

Dsc00301 そして先日、今度は長男の就職が決まって上京する際「また持って行きたい」と・・・。暫らく振りに点検したがどうも変速の調子も悪い。もうハブごとそっくり交換しないと駄目みたいだ。そしてさらにびっくり、リアエンド部とシートステイの取溶接部分が折れている。大体”紙ふうせん”は新車の時からウイップが激しく、欠陥かと思えるほどのフラフラする車体であった。いつかそのうちどっかが折れるんじゃないかと予想していたのだがついに・・・、シートパイプに次いでこれではもう駄目だ。もう26年も乗ったのだから・・・ 溶接すればまだ乗れる・・・ でも我が家の自転車置き場のスペースは既にいっぱい、自転車資料館でもないし・・・ そしてようやく引退させる決心をした。

 そしてとうとうその日がやってきた、ゴミステーションの前に置かれた青い”紙ふうせん”が何となく寂しそうに見えた (;_;  ありがとう、さようなら・・・ 子供とともに成長した思い出がいっぱいの「紙ふうせん」 (;_;)/~~~

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コメント

さぞかし別れを惜しんで呑んだ事と察しるbottle

12日はオイラも京都にいく、今回は申し訳ないsad
くれぐれも引率には気をつけてairplanebusbicycle

投稿: さくら | 2008年9月 9日 (火) 21時52分

頼りだったさくらパパさんの不参加で不安がいっぱい、でも皆さんの協力があり何とか行ってこれそうです。お土産(話?)をご期待ください。では行ってきます。

投稿: @はなさか | 2008年9月11日 (木) 06時57分

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