雪まつり⑩あ~終わっちゃった
嵐のような
というか、ドップリと雪まつり漬け
の一週間がようやく終わり、後片付けも残りわずかになった。5位という成績に参加者一同無念さが漂っているような・・・初めて入賞した当時は、9位でも大満足で大いに盛り上がったものだった。しかし、年々腕を上げ上位入賞が当たり前になってくると、この成績では満足できないらしい。連続入賞の喜び以上に悔しさ半分の気持ちの方が強い。審査直後の打ち上げ慰労会では誰も成績のことには触れず悔しさが感じられたのだが、酔いがまわるにつれそれなりに盛り上がりお開きになったのは午前2時であった。
まつり期間中は、雪像の前に渋滞がおきるほど終日の人だかり、これほど見物客が来てくれるのはやはりメイン会場への途中だから。どんな良い賞を貰ったところで場所が郊外では見に行く人もいない、製作者冥利に尽きるいい場所だ、だからといって手抜きは許されない。
まつり最終日の日曜は、午後4時から撤収解体作業を行った。例年なら午後3時を過ぎれば見物客も少なくなってくる時間帯なのに・・・ 天候に恵まれたためと、もうひとつはカーニバル会場ではまだ若者向きのロックイベント「豪雪JAM」という催しが3時を過ぎても開催されてたためか例年と違ってこの時間帯でも見物客が絶えることがなかった。そんな中で重機が唸り、スコップを振るって片っ端から雪像を取り壊したのだが、まだかたちある像を、いとも簡単に崩すのはもったいないといえばもったいないし、まつりが終わってしまったもの淋しい切なさが入り混じり複雑な思いがある。
あれだけ一生懸命作った雪像をあっさり壊すのは非情な気もするのだが、道路に面した場所にあるので、万が一の場合の危険を避けるため解体が義務付けられているのだ。まだ見に来る人たちは気の毒なのだが、あわててカメラを構えて記念撮影をしたり、あっちこっちが崩れるたびに「ワ~」とか「ウォ~」とか言う悲鳴のような声が上がるたびにうしろめたい気がしていた。
そんな中を一週間寝食を忘れ?作った像はわずか30分ほどで跡形もなくなり、元のように平らになってしまった。「さぁ来年こそ最高賞を目指そう!」なんて今から言ったら鬼も笑っちゃう?
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