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2011年6月27日 (月)

ハギレで

Dsc02015  先日、仕事でお客様から依頼が・・・、コーベル型オーニング(可動式日除け)2台を張替えて欲しいと。実に20年近くも愛用していただいたもので、日除け布表面はもうすっかり苔生していましたが、骨組みはもちろん、布自体も洗濯したらまだまだ何年でも使えそうなくらいしっかりしていました。まぁ商売という観点でみたら洗濯を薦めるよりここらで張替えでもしていただかないと会社が成り立ちませんが、よくここまで永年もったものです・・・(~_~;) オーニング本場のヨーロッパの日除け素材は当時から良いものが出ていました、最近は国産でも良い素材が数多く出回っていますが、耐久性のある良い製品はそれなりにお高い。ちなみに今回使ったモノは普通素材の3倍ほどで、120センチ幅1メートル当りの単価が9000円という高級品。 高いものですから少しの無駄も出せませんが、大面積の仕事となると、サイズによって原反幅や縫製の都合でどうしても端材が発生することは仕方がありません。で・・・張替えと取り付けは無事終了、ここまでは仕事・・・。

 そしてここから久々の裁縫の「つくろネタ」。今回は↑の仕事で出た120×20センチという短い端材5枚が材料。通常なら捨ててしまうもの。しかし、裏面を樹脂加工した完全防水素材、5枚合わせればおよそ1メートル四方、ということは・・・9000円をむざむざ捨ててしまう(>_<) そんなことを考えてたら持病の「もったいない病」が発症。とりあえず短いものを全部接ぎ合わせて広い一枚布に加工。これには高周波ウエルダーという機械を使います。布素材でも間に樹脂テープを挟むことで熔かして接合でき継ぎ目は完全防水。今回の素材は黒地にグレーと白の細いピンストライプですから柄合せにとても手間がかかるし、継はぎだらけではとても商品にはできませんが、自分で使う程度なら見た目には多少目をつぶり、手間は無視したB級素材に変身。さぁこれを何にしようか・・・ 

Dsc02030  そうだ!!トートバッグをつくろう!トートバッグはこれまで私用に何度か作ったこともある。さしあたって必要ではないけど、この生地を使って作るものといっても他に思い当たるものがないし・・・ という安易な発想 (*^_^*)。 まぁいくつあっても困るものでもないから、というわけで製作開始。細いストライプ柄を生かし、本体とマチ、手提げ部分はそれぞれ柄の方向を変えることで単調な印象にならないように考えて生地を裁断。はぎ合わせの部分や全体の柄が対称均等になるようにした。柄の向きを変えたり縞の位置を調整しながら裁断すると捨てるところも多くなる、。バッグの大きさは型紙も作らずあくまで目分量でいい加減。最初に適当に裁断して大きさを見たら案外大きくて、少し切り落として小さくしてまた生地をだいぶ無駄にしてしまった。でもその無駄はバッグの上の縁の縫いつけアクセントに。更に残った小さい生地で外側にサイドポケットを作る。こうして無駄になりそうなところも再利用。手順を踏まず工程が前後して縫い難かったり縫い直しがあったりと時間もかかった。縫い物を趣味とする女性達から見れば簡単なモノだろうが、普段何メートル・何十㎡という単位の仕事をしている身には、こうした細かい縫製はどちらかというと全く畑違い。

Image1 本体の形が一応出来た時点でこれまた思いつきで内側に別の布で袋を縫い付けて2重構造とし、縫い目が見えないようにすることにした。これまた取って置いた端材の生成り地を使用。内外がずれないようマチ針代わりにホチキスで仮止めしながら何とか縫い終わった。これが仕事だったら絶対断りたいくらいに手間をかけてしまった、巷に溢れる格安衣料品、ユニク●、しまむ●では複雑で手の込んだ製品をどうしてあんなに安く売れるのか全く不思議である。縫う側から見たら正当な工賃をいただいていないのではないかと心配になってくる。もったいないもったいないで捨てずに取って置く端材は、大概は一定期間保存した後まとめて廃棄してしまうが、今回は捨てずに使い切った。余り物でも何か出来るものだが、手間ヒマを考えるととても商売にはならない(*^_^*)

Image2_2

 ここまでやったらとことん!という悪ノリで、手順が前後したが内ポケットも付けよう。袋の縫い目を隠すという方法が判らず、ググルとありました。「縫い目を隠した袋の作り方」 やっぱり餅屋は餅屋! しかし、物体をを平面でしか捕らえられない貧弱な2次元脳ミソでは画像を見てもさっぱり理解不能(>_<) 紙でモデルを作ってあれこれ思考。裏返す袋を間違えるとベルクロが内外逆になるというところは想像すらできない展開で、何度もやってようやく理解(~_~;)。分厚くなったバッグの口元に縫い付けましたが、こんなとき極太針に極太糸の付いた工業用ミシンが実力発揮!難なく縫ってしまいます。 やはり思いつきのため手順が前後してしまうが最後にトートバッグ表面のワンポイントとしてロゴを作ります。本来なら刺繍とかプリントで行うのでしょうが、。そこはシート屋の端くれ!テント用の粘着シートをプロッタで切り出して貼り付けます。モノが小さいだけにしっかり張り付くか多少心配なところもあるが、まぁお遊びということで・・・ 縫ってはほどいて、縫ってはほどいての繰り返し。やはり手順をしっかり頭に入れておかないとこういう細い仕事は上手くいきません。畑違いの仕事とはいえまだまだ修行が足りませんなぁ^_^; 、こうしてどうやら出来あがったトートバッグがこれ!遠目にはそれなりに見えるが・・・やはりよくみれば素人っぽい出来映え (^^ゞ。デザイン的にも野暮ったく、センスのなさを露呈してます。かくして悪戦苦闘というより楽しい内職はオシマイ。仕事の合間に作ったものだがこれも勉強!!。捨てられる廃材で作ってみたものの果たしてこれを使うことなんてあるかどうか・・・?? カァチャ~ン!野暮ったくても使ってちょうだいませませ!!(~_~;) 

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