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2011年9月の投稿

2011年9月21日 (水)

微細な粒子の種を撒く

 このところ園芸関係のことを書かなくなって久しい。なんとなく記事にしないだけで相変わらず「暇さえあれば庭仕事!」と言いたいところだが、この夏は暑さに負けて庭に出るのが億劫だったり、近頃は日が短くなって夕方帰宅後はもう暗くなってしまってと、庭からはつい遠ざかりがちであった。よく「蒔かぬ種は生えぬ」っていわれる、秋撒き春花壇の種を蒔く時期になっていたが時を逸しないようにとようやく一念発起!。

 何年か前までは袋の種は一粒も無駄にしないよう意地になって撒いた種を全部育てていた。1品種50鉢程でも撒いた種類を全て合わせると1000ポットも2000ポットもの数になってしまい、結局全部を植えきれずに無駄にしていた。そんなに作っても狭い庭やプランターで全て消費できるはずもない。人様にあげるにも限度があり、手間も金銭的にもずいぶん無駄なことをしていたものであった。近頃花づくりの熱が冷めてしまったわけでもないが、そろそろ自分を追い込むような園芸は止めにして、これからは楽しみながら庭いじりをしようと思い、数も減らそうと心を鬼?にして、芽生えた苗を選別していこうと思っている。だが微細な種ともなると1袋でおびただしい数の種子が入っているものもあり、。物によっては1袋1000粒はあろうかと云うほど細かい種もあり、選別しようにもこれがなかなか難しい。各色混合ともなると咲き始めてみないと選別ができない。こうした種子数が多いものは色別に買う訳にもいかず、結局100鉢を超えるものを育ててからようやく選別することになる。

Cimg2897 今日はそうした微細な種を平均に撒く方法について書いてみたい。今回蒔く種は「リビングストンデージー」と「金魚草」、「デージー」の3種。金魚草の種は小さいと入ってもそれほどでもない。だから厚紙を2つ折りにしたものに種を出して爪楊枝の先を少し湿らせ。そこにくっつけて一粒づつ用土の上にまんべんなく置いていけば、それほど苦労なく撒くことができる・・・ただやはり100粒を超えると根気がいる作業だ。発芽から鉢上げまでのあいだ使う平鉢に平均に均等に蒔くのは意外に難しい。そこで我がはなさか家の農園ではセルトレイを使うことが多い。セルトレイを使うと1穴1粒でわかりやすいから平均に蒔くことができるうえ、鉢上げまでの後々の管理も楽だからだ。

Dsc02096 さてお次は「リビングストンデージー」。こいつの場合種の小ささといったらまさに微細。画像の1目盛は0.5㎜だからおおよその大きさの想像が付くだろう。こんな小さい粒、いったい幾つあるか数えてみたが、100粒も数えたら嫌になってきた。多分700~800粒はあると思われる。小さいといえばペチュニアやケシの類、松葉ボタンなども小さい。こんな小さな種はどうやって平均に蒔くかと云えば・・・

 

Cimg2898Dsc02097  先ず、蒔き土の培土をできるだけ細かい篩にかけて微細な用土だけを選別する。これは単に種を混ぜるために使うだけだから、砂でもバーミキュライトでもピートモスでも何でも良い。次にその篩って広がった用土に細かい種をできるだけまんべんなく蒔くが、まぁこれは大雑把で良い。そしてその種が混じった微細用土をよく攪拌して篩った用土と種を更に平均に混合してから再び篩に入れセル培土の上から振りかけるように撒けばよい。この時セルポットの外にこぼれてしまい易いので、小さい茶漉しを使うと上手くいく。こうして撒いた発芽の様子は発芽を確認できる時期になったら画像をアップしよう。種が小さい分均等な発芽を確認できるようになるには最低3週間は必要でしょう。昨年までの例では、8×16=128穴のほぼ全てに平均に播種出来ていて1穴あたり平均2~5芽程が発芽している。しかし数えて撒いているわけではないので所によっては10芽以上も出ていたり全く種が落ちていないところもたまにはあるが、それでも2つ折りの紙に入れてトントン叩きながら播種する方法に比べたら比較にならないほど平均に蒔くことができる。こうして撒いたものは全体に間隔が疎らで、セル穴中央に種子が落ちているとも限らない。だから発芽後に芽が出来るだけ小さいうちにピンセットを使ってセル穴中央に植え直しすることも必要。でも比較的まばらに生えてくるので間引きもやりやすい。

 根が貧弱なリビングストンデージーの場合、6~8号の平鉢にばら蒔いても発芽数が多過ぎて間引きが非常にやりにくく、その根を痛め無いよう1芽づつポット上げするのは大変なこと。セル苗である程度大きく育てたものはその後ポットに移植もやりやすい。5鉢や10鉢程度の育苗ならこんなに面倒をすることも無いが、数少ない苗を育てるため鉢にばら撒いた場合、殆どを捨てることにもなる。それではなんとももったいない。セルポットを使って多く発芽したところを間引いて1穴1株にするのは間引きもやりやすく鉢上げも至極簡単で良いので少ない数の育苗の場合はセルポットをハサミで切り分けて必要な数だけの小さいセルトレイを作って撒いたら管理が楽になるのでぜひ試して見ると良い。この後はさらにパンジーなど数種類それぞれ色別に撒かねばならない。撒き時を逃さないよう当分慌しい日々が続く・・・。

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2011年9月13日 (火)

ゴリラ/インダッシュ風取り付け:partⅡ

 先日のインダッシュ風partⅠに続くpartⅡ。最初はカーナビの電源コードをダッシュボードに内蔵するなんてダッシュパネルを外さなきゃ絶対できないから、これから先はプロに任せようと考えていた。しかし、便利な時代になったもので、知りたいことはネットで調べれば何だって書いてある。ワゴンR系のダッシュパネル脱着方法も図解でいろいろ出ている。そしてあるサイトを見ていたら意外に簡単に外れそうな気がしてきた。これで全部自分でやることにようやく踏ん切りをつけることが出来た、もうここまでやったらトコトンやるしかない。

 先ずゴリラの電源コードをシガープラグを使わずに電源と直結する方法・・・。最初は適当な位置で電源コードをチョン切って電源につなげば良いという安易な方法で考えていた。ダッシュボードの外し方も判ってなんとか外せそうだからコードも隠蔽出来るだろう。ところがここで難問発生。よく調べたら、ゴリラの電源は5v、これを12vの回路にそのまま直結したらヤバイことになっていかも?・・・。大きいシガープラグの中には電圧変換の回路が仕込んであった。電気知識に乏しいオイラにとって、これを高等な技術でクリアするなんて芸当は到底できない(T_T)。

  思案の末、本来のコードは切らずにシガーソケットの接点にコードをハンダ付けして電源に繋ぐのが最も簡単な方法だということに気がついた。こうすればソケット内蔵の電圧変換回路を生かすことで12vを5vに変換する回路を考えないで済む。新たに短いコードを用意しハンダゴテでシガープラグの接点につなぐだけだから簡単な作業だった。接点にハンダゴテで線をつないで露出している部分は絶縁ビニールテープで巻いて置こうかと思った。しかし、長い年月の間に見えないところで粘着力がなくなって剥がれショートでもしたらヤバイし、見えない部分だがビニールテープで巻いただけでは素人っぽくて見栄えも悪い。そこで適当なものを探しに近所のホームセンターへ。 

Image2639Image2640 電材コーナーを探していたら良いものが見つかった、ワニ口クリップカバーという。これがシガーソケットの差し込み部分にジャストフィット。かなり力を入れないとはめられないほどキッチリサイズだから簡単には抜けない、コードが出てくるところも密閉できる。コードを抜き出して差し込んでみたら見た目もスッキリ!でもどうせ見えなくなるところだがやはり見えないところにも拘りたい。これで終わりと仮に電源につないでみたが・・・???ハテ?電源がハ・イ・ラ・ナ・イ??? 何でだろ? 電源コードをいじくり回しているうちに断線でもしたんだろうか心配になり、テスターを引っ張り出して点検したが、コードも電源も異常なし??困り果ててしまいここで一日休憩。翌日改めて色々調べたら、な、何とシガーソケットに接するマイナス側接点は片方だけマイナスに接続し、もう一方はダミーであった。このダミーに接続たのでは電源が入らないはずだ。気を取り直して反対側の接点にハンダ付けをやり直したら、今度はバッチリうまくいった。

 さて、次はダッシュパネルの脱着。ネットで調べたことなど参考にネジを何本か外した後は隙間にマイナスドライバーのようなものを差し込んで下側から順次こじ開けて行くのだが・・・ 養生テープを貼ってやれば傷が付かないことは百も承知だが、面倒くさいのでそのまま養生無しで無理やりコジッて外したら案の定表面に少しだけ傷が付いてしまった。工賃惜しさにやったことだし自分のクルマだし、自業自得だから文句は言えない。あとは外れたダッシュパネルの裏側にコードを適当に通し、1DINボックスの繋ぎ目の一部を削った隙間から電源プラグを引っ張り出した。電源コードのプラス側はコードシガーソケット裏側のACC回路に配線コネクタを使って繋ぎ、マイナス側は灰皿を固定しているネジに噛ませ電源接続はおわり、全て正常に動作することを確認。余った長い電源コードは畳んで束ね見えないところに固定。ダッシュパネルをもとに戻したらポータブル形ナビのインダッシュ風取り付けは全て完成。電源コードが見える部分はナビ本体から出ている3センチほどだけである。しかし、あくまでも内蔵風なのでナビ本体はリリースボタンを解除するだけで直ぐ外れる、残るものは全てダッシュパネルに内蔵されているので見えるのは電源コード先端から3センチ程だけである。

Image2883  パーキング解除は定番中の定番、2.5㎜のなべネジを13㎜にカットして解除コードを差し込むソケットに挿し込むだけ。最初一発で解除が出来なかったがよく見れば1㎜ほど差し込みが足りなかっただけであった。ネジ頭までキチンと挿し込めば簡単に解除できる。ついでだが、ネジ頭が光っていてなんとなく目につくので、もう一度抜き頭をつや消しブラックでスプレー塗装。今度は全く目につかない。最初はダッシュパネルを外す方法が判らないのでデーラーに依頼しようと思ったのだが、ネットで調べたら意外に簡単に外し方が判った。それでもパネルを傷付けたり割ったりしないか心配でなかなか作業に取りかかれなかったが、案ずるより産むが易しであった。

 欲は次第に湧いて出てくるもので、ハザードスイッチの上の部分にベースのアタッチメントが当たってナビ本体が手前に出ているのが気に食わない。今の方法でこれをクリアするには全体を上に上げるしかない。そうすると下に飛び出た部分が邪魔をして画面が上がりすぎる。やっぱりナビ本体裏の溝に合わせたアタッチメントから自作するしかないのかなぁ。とりあえず次の仕事はワンセグシールアンテナやVICSアンテナをつけてコードを内蔵することが先。ワンセグアンテナもできれば自分で作ってみたい。これも自作した人がいるというから世の中すごい人がいるもんだ。やりたいことは次から次できりがない。(^^ゞ

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2011年9月11日 (日)

ゴリラ/インダッシュ風取り付け:partⅠ

 愛車のカーナビが古くなったので新しいものに入れ替えることにした。今まではダッシュボード中央上の目立つ場所に基台を貼付けそれにセットして使っていた。しかし運転中の振動でブレるし、配線が剥き出しでカッコ悪いから、必要な時だけ付けて普段は外していた。今度新たにつけるならインダッシュのスッキリしたものにしたかったが当然安くはない (T_T) 純正インダッシュもポータブル社外品もナビ性能にほとんど差はない。オーディオやDVDなどビジュアルなどの+αの機能なんて必要としない、ナビ自体の性能が良ければそれでよかった。ポータブル型は価格は圧倒的に安価だし、Image2881_2むしろポータブルメモリーナビの方が価格や機能の面で選択肢が広いので好みにあったものが選べる点がよい。というわけでサンヨー。ゴリラワイド7インチをチョイス。後は如何にダッシュボードの見やすい場所にスッキリ収め、インダッシュに見紛うように付けられるかどうかという一点を工夫するだけ。コード類は一切表に出さず、吸盤や接着の基台は使わないようにしたい。しかし現実はポータブルといえば基台が目立つ、コード類も電源やパーキング解除コード・GPSアンテナコード・VICSアンテナコードなどゴチャゴチャ邪魔物ものが多く露出し全く見栄えが悪い。発泡ウレタンを原寸大に切り出して現車にあてがいながら試行錯誤し、何とかインダッシュ風な取り付け方ができないかと思案すること半年・・・ようやく朧気ながら取り付け方法が見えてきた。

 今回俎上に乗るのはシボレーMW+ゴリラNV-SD741DT。このゴリラはMWのダッシュボード中央上の空いた1DINボックスのスペースに視界を遮るほど高くない位置ぴったり収まる。下側の2DINボックスのオーディオを上に移動して、空いた2DINにナビを収めようかとも考えたが、この場所は下過ぎて視線移動距離が長く見難いので、取り付け位置は上の1DINスペースで決まり!。最初はナビ本体裏側の基台取り付け溝に合う取り付けアタッチメントから自作しようと思った。しかし自作アタッチメントで自由な角度調整をするためには、複雑な構造を作らねばならず諦めた。

Image2592Image2593   そこで角度調整は同梱付属品基台のボールジョイントをそのまま利用することにして、モニターの上下移動や前後の調整は他の方法で考えることにする。早速ナビ基台を分解してみるとおあつらえ向きなことに角度調整のボールジョイントはボール部分ととステー部分が分離できる構造であることが判った。つまり、基台の部分のボールまで生かし、ボールに差しこんであるステー以後を自作し、そのステーを車体(ダッシュボードのどこか)に目立たぬように固定すればいいのである。ここまで構想がまとまれば後は行動開始のみ。

Image2595Image2596  集めた材料は基台部分となるハガキ大の2㎜程の鉄板と8×30㎜のボルトナット8φの鉄筋切れ端5~6㎝、ワッシャかそれに代わるもの1枚、あとは鉄板基台を1DINボックスに貼り付けるベルクロテープと黒いスプレー塗料。鉄板の適当な位置にボルトを溶接して目立たない黒にスプレー塗装。8φの鉄棒の一端を1センチほどヤスリ掛けし六角形にする。これは見た目で適当な六角にした後はジョイントボールの六角穴に現物合わせで削り出しキッチリ嵌りさえすれば多少はどんな6角でも構わないから簡単だった。削った部分の先端のセンターにポンチを打って3㎜のネジ穴を立てて出来上がり。

Image2869Image2599  もう一方の側には前に作っておいた基盤の8㎜のネジに合ったワッシャを溶接し出来上がりだ。純正アタッチメントのボールを6角に削った丸棒を差しこみ。ネジで固定。もう一方のワッシャは8㎜のボルトにナットで固定。ナットの位置を上下したら基台アタッチメントも上下するからナビ本体が上下に動くという仕掛けだ。前後左右の調整はベルクロの位置を貼り直して調整すれば良い。当然のことながらゴリラ本来の基台ボールジョイントが生きているから上下左右の角度調整や回転ができる。

 MWは基本的にはワゴンR と同じであるが、今回は1DINボックスをそのまま使ったので、同じようにベース鉄板にベルクロを貼って1DINボックスに固定するという方法は、どんな車種でも応用が効く。、またゴリラシリーズの同じ基台を使う製品なら、アタッチメント部分のみ利用して自作するこの取り付け方法はいろいろ応用できるだろう。

Cimg2598  完成後はとりあえず電源コードを露出のままでセットしてみた。数日の間運転しながら振動によるブレを確かめたがブレは多少あるものの満足できるレベルだ。より完璧にブレを無くすためダッシュボードとナビの間に何か挟めば解消しそうなので、我が家にある適当な材料を物色した。お誂え向きなものを発見!! もう使わなくなったインパクトドライバーのケースの中にあった発泡ウレタンのパッキン。色は内装に似たグレーっぽい色で大きさも硬さも全てを満たしている。早速これを挟んで運転してみたらブレは完璧に解消した。

Image2864Image2597   ダッシュボード上で露出しているコードは、トリムのつなぎ目に沿ってコードを這わせ小さいコードステッカーで止めようとしたが、小さいとはいえ接着部分が大きくて意外に目立つ、色も内装と同じものが無いため他の目立たない方法を考えた。ダッシュボードトリムにはつなぎ目があるから、要するにそのつなぎ目の隙間を利用してコードを止めればいいわけだからと・・・ ゴミ箱から適当なアルミ缶を拾ってきて目立たない色の部分を幅5~6㎜×長さ3cm位に何枚か切り、コードを挟んで2つ折り、2枚になっているところを更に折り返して厚みを作り、折り返した部分が隙間に引っかかるようにして抜けにくくしたものを、トリムの継ぎ目にキチンと挿し込むだけ。こうすれば見えるのはコードがトリムの継ぎ目に沿って這うだけだから、コードステッカーを使った場合に比べ、全く目立たずコードが固定できる(車種によって異なる)。こうしてまた数日間使ってみた。しかし、コードは目立たないが所詮露出配線だし、シガーライターに挿し込む大きな電源プラグ部分も気になってくる。ここまでやったのだから後はもうコードを内蔵し電源もACC回路直結にするしか無い。それについてはまた次回・・・

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2011年9月 7日 (水)

破れた団扇・・・

 何年も前のイベントでもらった安っぽいプラ骨の広告団扇、クルマに常備というより忘れられて置きっぱなし^^;  破れてみすぼらしくなってサンバイザーの裏に挟まっていた。もう夏も終わりだからこの際捨てちゃおうと思ったが、「気に入ったデザインの紙で貼り直せたらいいかな、」と思いついて早速リサイクルしてみることにした。半分破れ剥がれていたから、バケツの水に浸けて置いたら、いとも簡単に剥がれて骨ばかりになった。ネットで検索すると団扇用のデザインテンプレートがいくつもヒットした。しかし、どれも幼稚な絵柄だったり、ケバいデザインで気に入ったものがなかなかない。あれこれ考えて朝顔や桔梗などの花柄や夏の風情の和風が涼しそうなので、好みのデザインを探したがなかなか気に入ったものが見つからない。どうせ手慰みの工作だから何でもいいかと思って、水に因んだカエルでもプリントしようと探していたら北斎の鳥獣戯画にたどり着いた。どれもモノクロで涼しさに欠けている。その中に1枚を試しに普通紙にプリントしてみたがどうもパッとしない。そこで同じ北斎の富嶽三十六景から一枚拝借。普通紙にプリントしてみたらなかなかのものである。しかし、どうも質感がイマイチ。多分紙質が原因だろうと今度は有り合わせの和紙(単なる安っぽい障子紙)にプリントしてみた。すると、同じ絵でもなんとなく渋さが漂い和風チックで落ち着いて見える。もう片面は北斎怒涛図女浪で決まり。普通サイズの団扇ならA-4全面プリントが片面ぴったりサイズだ。両面揃ったところで骨に貼り付ける段取り。しかし、ここで問題が・・・ 

Cimg2672  我が家のプリンターは格安社外品の連続供給インクを使っている。これは安いのだけが取り柄だから、時間と共に意外に早く変色してしまうのが難点。そして水性だから同じ水性の糊を全面に塗るとインクが滲んで散ってしまう。 思い出したのが、イベントで使い残したスプレー糊。これなら接着力が強く、プラスチックの骨にだってしっかりくっ付くし、インクが滲んでしまう心配も要らない。表裏の紙の裏に軽くスプレーして位置を合わせて貼ればOK、あとはカッターナイフで骨の外縁から2~3㎜入ったところで余分を切り取れば出来上がり。プリントからたった10分の工作。北斎さんの力による所が大きいが出来栄えも見栄えもVERY GOOD。いただき物のテカテカした安っぽさが消えて純和風、プラ骨だって全然違和感がない。こんなに手早く簡単にできるなら、家に何枚もあるもらい物の団扇をみんな貼り直してしまおうか。色あせが早いと云ったって1年位はは持つだろう。そう云えば家のどこかに素敵な手漉き和紙があったような気がする。ダメになったらまた気に入った絵をプリントして貼り替えればいい。でも外にはもう秋風が・・・ (^^ゞ

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2011年9月 1日 (木)

ふたり揃ってピクニカで

 夏も終りのとある日、ドライブ&サイクリングに出かけた、行き先は飛騨高山方面。高山は何度も行ったことがあったので今回はそこを避け、近くの飛騨古川を目的地とした。飛騨古川は高山と同様、江戸時代に天領となった城下町、古い商家や白壁の土蔵が続く町並みの傍らには鯉が泳ぐ澄んだ川が流れ、どこか懐かしい雰囲気を漂わせる。何年か前のNHKの朝ドラ「さくら」の舞台にもなった町である。さほど大きな町では無いので、徒歩で観光しても大丈夫なくらいの狭い町だが、今回は少し郊外にも足を伸ばしてみたかったのでロードサイクルで行こうかと考えていた。しかし、古い街並みにはヘルメットを被ったロードレーサーは似合わない、そこで小さな町の散策にぴったりの自転車をチョイス、往年の名車「ブリヂストンピクニカ」だ。「いつか相方とピクニカで古都をのんびりポタリング」をついに実現する時が来た。できれば京都辺りにまで足を伸ばしたいところだが、今回は近場で我慢の弾丸ツアー夜行日帰りの1泊1日!。

 日帰りで行くには我が家から片道250kmとチョト遠いので、前日夕方に家を出て途中で車中泊。一夜の宿となる北陸道有磯海SAには午後9時前に着いた。普通なら小型車のPエリアで一夜を過ごすのだが、何気にSAの端っこのトイレ前に移動したら「森の中の駐車場→」の目立たない看板。行ってみると他の駐車スペースから離れた木立に囲まれたゆったりしたスペースがあった。一般の駐車スペースから離れているのでクルマの出入りもなく静か、おまけに木立の中だから朝日が昇っても直ぐには暑くなりそうもない。綺麗なトイレは近いし、正におあつらえ向きのP泊スペースを確保できた。窓を開け放って涼風に吹かれながら冷えたビールで車内宴会をしていても周りに気遣うことも要らない。ココロ行くまで飲んだおかげで朝までグッスリ Zzzzz・・・  朝になってSAの出入りも激しくなってきたが、誰もここに気づく様子もなく、朝食もゆっくり済ませることができた。全く内緒にしておきたいいい場所だ (*^_^*) これから北陸方面に向かうときは定番になりそう。

Cimg2611  涼しいうちにのんびり出発できたが、現地に着いた頃には朝にもかかわらずもう厳しい残暑が始まっていた。ガラガラの公共駐車場にクルマを止めてサイクリングの準備。とは云ってもピクニカだからドアを開けて自転車を出せばワンタッチ「わずか2秒で出発準備完了!」全く早い!(@_@) 今回はナブユー(ナビ)に予め見どころポイントを入力してあったが、小さい町だから足の向くまま気の向くまま、市内のあっちこっちへブラブラと散策の足を延ばす。12インチの小さなタイヤだから巡航速度は遅いが、こういう場面で使うには最高の自転車である。一休みするにはまだほんの少し走っただけなのに、店を開けたばかりのアイスクリーム屋さんでアイスを食べた。川沿いの店を覗きながら走ったり、飛騨の匠文化館や屋台を展示している「古川まつり会館」で3D映像で祭りの様子を見たりしながらブラついてから、少し早い昼食を食べることにした。

Cimg2627 「飛騨市ごちそうさまっぷ」というパンフレットを眺めながらで何処で何を食べようか相談し、決めたのは寿司と飛騨牛に加え蕎麦まで食べられる欲張りなメニュー。ところは「まる恵寿(まるえす)」というお寿司屋さん。開店間際で本日のお客第1号となる。ドラマに因んだ名前のおすすめ「さくら懐石」をいただくことにした。食前酒に寿司6貫+小盛りの手打ちソバ、飛騨牛のタタキに小鉢×3、デザートまで付いて1,680円と値段以上にお値打ちで満腹(*^_^*) 人気のお店らしく、食べ終わる頃には小さな店は満席。この値段とボリュームだからさも有りなんである。食後は朝ドラ「さくら」の舞台となった古い手作りの和ろうそく屋を訪ねたりと、また街中をブラついてからクルマに帰還。もう少し乗りたいところだが小さい町なのでもう行く所も無くなった。自転車を畳んでからはクルマで少し郊外にまで足を伸ばしのんびり旅を楽しんだ。心残りは川沿いで見かけたヤナ場の天然鮎、次回はこれに決まりscissors

Cimg2631  ピクニカの利点はなんといっても畳んだ状態からの乗り出しと撤収の素早さ、畳んだピクニカを車内においてもかさ張らない。常用速度が遅いとはいえ一日かけて10~20km程度のポタリングなら十分行けるだろう。これからは早く走るだけのサイクリングとはひと味違った新しい旅のスタイルができそうだ。だが難点がひとつ、それはタイヤサイズが小さいので、古い街並みの石畳から受ける衝撃があまりにも大きいこと。空気圧を少し落とせば済むかも知れないがこれは今後の課題だ。ざっと30年以上も前の自転車なのに、今見ても斬新で革新的なスタイル。それでいて伝統的な古い町並みにも現代風な街並みにも全く違和感なく溶け込む。改めてピクニカの魅力を見直すポタリング。さぁ、次はどこへ行こうか・・・

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