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2011年9月 1日 (木)

ふたり揃ってピクニカで

 夏も終りのとある日、ドライブ&サイクリングに出かけた、行き先は飛騨高山方面。高山は何度も行ったことがあったので今回はそこを避け、近くの飛騨古川を目的地とした。飛騨古川は高山と同様、江戸時代に天領となった城下町、古い商家や白壁の土蔵が続く町並みの傍らには鯉が泳ぐ澄んだ川が流れ、どこか懐かしい雰囲気を漂わせる。何年か前のNHKの朝ドラ「さくら」の舞台にもなった町である。さほど大きな町では無いので、徒歩で観光しても大丈夫なくらいの狭い町だが、今回は少し郊外にも足を伸ばしてみたかったのでロードサイクルで行こうかと考えていた。しかし、古い街並みにはヘルメットを被ったロードレーサーは似合わない、そこで小さな町の散策にぴったりの自転車をチョイス、往年の名車「ブリヂストンピクニカ」だ。「いつか相方とピクニカで古都をのんびりポタリング」をついに実現する時が来た。できれば京都辺りにまで足を伸ばしたいところだが、今回は近場で我慢の弾丸ツアー夜行日帰りの1泊1日!。

 日帰りで行くには我が家から片道250kmとチョト遠いので、前日夕方に家を出て途中で車中泊。一夜の宿となる北陸道有磯海SAには午後9時前に着いた。普通なら小型車のPエリアで一夜を過ごすのだが、何気にSAの端っこのトイレ前に移動したら「森の中の駐車場→」の目立たない看板。行ってみると他の駐車スペースから離れた木立に囲まれたゆったりしたスペースがあった。一般の駐車スペースから離れているのでクルマの出入りもなく静か、おまけに木立の中だから朝日が昇っても直ぐには暑くなりそうもない。綺麗なトイレは近いし、正におあつらえ向きのP泊スペースを確保できた。窓を開け放って涼風に吹かれながら冷えたビールで車内宴会をしていても周りに気遣うことも要らない。ココロ行くまで飲んだおかげで朝までグッスリ Zzzzz・・・  朝になってSAの出入りも激しくなってきたが、誰もここに気づく様子もなく、朝食もゆっくり済ませることができた。全く内緒にしておきたいいい場所だ (*^_^*) これから北陸方面に向かうときは定番になりそう。

Cimg2611  涼しいうちにのんびり出発できたが、現地に着いた頃には朝にもかかわらずもう厳しい残暑が始まっていた。ガラガラの公共駐車場にクルマを止めてサイクリングの準備。とは云ってもピクニカだからドアを開けて自転車を出せばワンタッチ「わずか2秒で出発準備完了!」全く早い!(@_@) 今回はナブユー(ナビ)に予め見どころポイントを入力してあったが、小さい町だから足の向くまま気の向くまま、市内のあっちこっちへブラブラと散策の足を延ばす。12インチの小さなタイヤだから巡航速度は遅いが、こういう場面で使うには最高の自転車である。一休みするにはまだほんの少し走っただけなのに、店を開けたばかりのアイスクリーム屋さんでアイスを食べた。川沿いの店を覗きながら走ったり、飛騨の匠文化館や屋台を展示している「古川まつり会館」で3D映像で祭りの様子を見たりしながらブラついてから、少し早い昼食を食べることにした。

Cimg2627 「飛騨市ごちそうさまっぷ」というパンフレットを眺めながらで何処で何を食べようか相談し、決めたのは寿司と飛騨牛に加え蕎麦まで食べられる欲張りなメニュー。ところは「まる恵寿(まるえす)」というお寿司屋さん。開店間際で本日のお客第1号となる。ドラマに因んだ名前のおすすめ「さくら懐石」をいただくことにした。食前酒に寿司6貫+小盛りの手打ちソバ、飛騨牛のタタキに小鉢×3、デザートまで付いて1,680円と値段以上にお値打ちで満腹(*^_^*) 人気のお店らしく、食べ終わる頃には小さな店は満席。この値段とボリュームだからさも有りなんである。食後は朝ドラ「さくら」の舞台となった古い手作りの和ろうそく屋を訪ねたりと、また街中をブラついてからクルマに帰還。もう少し乗りたいところだが小さい町なのでもう行く所も無くなった。自転車を畳んでからはクルマで少し郊外にまで足を伸ばしのんびり旅を楽しんだ。心残りは川沿いで見かけたヤナ場の天然鮎、次回はこれに決まりscissors

Cimg2631  ピクニカの利点はなんといっても畳んだ状態からの乗り出しと撤収の素早さ、畳んだピクニカを車内においてもかさ張らない。常用速度が遅いとはいえ一日かけて10~20km程度のポタリングなら十分行けるだろう。これからは早く走るだけのサイクリングとはひと味違った新しい旅のスタイルができそうだ。だが難点がひとつ、それはタイヤサイズが小さいので、古い街並みの石畳から受ける衝撃があまりにも大きいこと。空気圧を少し落とせば済むかも知れないがこれは今後の課題だ。ざっと30年以上も前の自転車なのに、今見ても斬新で革新的なスタイル。それでいて伝統的な古い町並みにも現代風な街並みにも全く違和感なく溶け込む。改めてピクニカの魅力を見直すポタリング。さぁ、次はどこへ行こうか・・・

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