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2011年9月21日 (水)

微細な粒子の種を撒く

 このところ園芸関係のことを書かなくなって久しい。なんとなく記事にしないだけで相変わらず「暇さえあれば庭仕事!」と言いたいところだが、この夏は暑さに負けて庭に出るのが億劫だったり、近頃は日が短くなって夕方帰宅後はもう暗くなってしまってと、庭からはつい遠ざかりがちであった。よく「蒔かぬ種は生えぬ」っていわれる、秋撒き春花壇の種を蒔く時期になっていたが時を逸しないようにとようやく一念発起!。

 何年か前までは袋の種は一粒も無駄にしないよう意地になって撒いた種を全部育てていた。1品種50鉢程でも撒いた種類を全て合わせると1000ポットも2000ポットもの数になってしまい、結局全部を植えきれずに無駄にしていた。そんなに作っても狭い庭やプランターで全て消費できるはずもない。人様にあげるにも限度があり、手間も金銭的にもずいぶん無駄なことをしていたものであった。近頃花づくりの熱が冷めてしまったわけでもないが、そろそろ自分を追い込むような園芸は止めにして、これからは楽しみながら庭いじりをしようと思い、数も減らそうと心を鬼?にして、芽生えた苗を選別していこうと思っている。だが微細な種ともなると1袋でおびただしい数の種子が入っているものもあり、。物によっては1袋1000粒はあろうかと云うほど細かい種もあり、選別しようにもこれがなかなか難しい。各色混合ともなると咲き始めてみないと選別ができない。こうした種子数が多いものは色別に買う訳にもいかず、結局100鉢を超えるものを育ててからようやく選別することになる。

Cimg2897 今日はそうした微細な種を平均に撒く方法について書いてみたい。今回蒔く種は「リビングストンデージー」と「金魚草」、「デージー」の3種。金魚草の種は小さいと入ってもそれほどでもない。だから厚紙を2つ折りにしたものに種を出して爪楊枝の先を少し湿らせ。そこにくっつけて一粒づつ用土の上にまんべんなく置いていけば、それほど苦労なく撒くことができる・・・ただやはり100粒を超えると根気がいる作業だ。発芽から鉢上げまでのあいだ使う平鉢に平均に均等に蒔くのは意外に難しい。そこで我がはなさか家の農園ではセルトレイを使うことが多い。セルトレイを使うと1穴1粒でわかりやすいから平均に蒔くことができるうえ、鉢上げまでの後々の管理も楽だからだ。

Dsc02096 さてお次は「リビングストンデージー」。こいつの場合種の小ささといったらまさに微細。画像の1目盛は0.5㎜だからおおよその大きさの想像が付くだろう。こんな小さい粒、いったい幾つあるか数えてみたが、100粒も数えたら嫌になってきた。多分700~800粒はあると思われる。小さいといえばペチュニアやケシの類、松葉ボタンなども小さい。こんな小さな種はどうやって平均に蒔くかと云えば・・・

 

Cimg2898Dsc02097  先ず、蒔き土の培土をできるだけ細かい篩にかけて微細な用土だけを選別する。これは単に種を混ぜるために使うだけだから、砂でもバーミキュライトでもピートモスでも何でも良い。次にその篩って広がった用土に細かい種をできるだけまんべんなく蒔くが、まぁこれは大雑把で良い。そしてその種が混じった微細用土をよく攪拌して篩った用土と種を更に平均に混合してから再び篩に入れセル培土の上から振りかけるように撒けばよい。この時セルポットの外にこぼれてしまい易いので、小さい茶漉しを使うと上手くいく。こうして撒いた発芽の様子は発芽を確認できる時期になったら画像をアップしよう。種が小さい分均等な発芽を確認できるようになるには最低3週間は必要でしょう。昨年までの例では、8×16=128穴のほぼ全てに平均に播種出来ていて1穴あたり平均2~5芽程が発芽している。しかし数えて撒いているわけではないので所によっては10芽以上も出ていたり全く種が落ちていないところもたまにはあるが、それでも2つ折りの紙に入れてトントン叩きながら播種する方法に比べたら比較にならないほど平均に蒔くことができる。こうして撒いたものは全体に間隔が疎らで、セル穴中央に種子が落ちているとも限らない。だから発芽後に芽が出来るだけ小さいうちにピンセットを使ってセル穴中央に植え直しすることも必要。でも比較的まばらに生えてくるので間引きもやりやすい。

 根が貧弱なリビングストンデージーの場合、6~8号の平鉢にばら蒔いても発芽数が多過ぎて間引きが非常にやりにくく、その根を痛め無いよう1芽づつポット上げするのは大変なこと。セル苗である程度大きく育てたものはその後ポットに移植もやりやすい。5鉢や10鉢程度の育苗ならこんなに面倒をすることも無いが、数少ない苗を育てるため鉢にばら撒いた場合、殆どを捨てることにもなる。それではなんとももったいない。セルポットを使って多く発芽したところを間引いて1穴1株にするのは間引きもやりやすく鉢上げも至極簡単で良いので少ない数の育苗の場合はセルポットをハサミで切り分けて必要な数だけの小さいセルトレイを作って撒いたら管理が楽になるのでぜひ試して見ると良い。この後はさらにパンジーなど数種類それぞれ色別に撒かねばならない。撒き時を逃さないよう当分慌しい日々が続く・・・。

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