2008年8月 4日 (月)

ピクニカを磨く

 手に入れた錆落し剤「RSR-2」を使ってみたくて、とりあえずピクニカ2号の1本スタンドを実験台に錆取り効果を試してみた。宣伝文句には「刷毛で塗って1~2分放置するだけ・・・」と書いてあったが、程度の軽い錆なら全くその通りであった。塗って放置した後、水洗いするだけでホントにピカピカ面が甦ってきた(*^_^*) (Before→After画像参照)ホントこれは簡単だ(^^♪ 今まではコンパウンドを使ってシコシコ手が痛くなるまで磨いても、入り隅など手が入らない部分が綺麗にならなかった、ところがそういった隅々のサビが簡単に落ちる。850cc・2600円とさほどお高いという程の値段では無いからこれは使える。だが処理後部品の水洗い・中和が不十分のままで数10分程度そのまま放置した物の表面を白いウエスで拭くと、わずかだが赤サビ色が付いてしまうほどすぐに薄錆が出るから要注意である。水でよくよく洗浄し、乾いたら出来るだけ早めにクリアを吹くかワックスなどで錆止めしないといけないようだ。

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 軽い錆には効果絶大だったが、メッキ層が浮くほどの錆はさすがに簡単には分解できない。塗っては洗いを二度三度繰り返したが表面がきれいになるだけで浮いたメッキ層が「ピカピカのアバタ状態」のままだ。メッキ層下の鉄表面が錆びているのだから仕方が無い(T_T) 迷った挙句 表面を400番程度の耐水ペーパーで軽く磨いたら、錆色が浮き出してきた。その後もう一度RSR-2で処理して終了。見違えるほど綺麗になった。

 調子に乗って次は後輪を分解しバンドブレーキのハウジングの錆を落としてみた。ここはスタンドとは異なり分解にも手間取るし、錆の程度も比較にならないほどひどい。スタンドと同じように処理を繰り返したが、メッキ面積が大きいだけあって新品の艶は出てこない(T_T) ここも最後は耐水ペーパーで磨いて、最後にコンパウンドで磨きをかけて錆止めのクリアを吹きつけて完成。全体には霜降り状態の表面だが赤錆だらけがここまで光りが甦って満足。ついでに前後輪のベアリングのグリス交換を玉当り調整・・・これで足回りは新品同様??

ここで止めようと思ったが止まらず、お次は赤錆の棒のような無残なチェーンのお手入れ。ピクニカのチェーンは特殊なピッチでオリジナルサイズだからもう手に入らない、これが切れたらそれで一切おしまい・・・しかしこの自転車の性格からして長距離を走りこみチェーンの寿命で切れるということはあまり無いだろう。これまでは錆はそのまま、無理やり油まみれにして使っていたのでチェーンリングもチェーンケースも錆色の油まみれだった。先ずは外して灯油に漬け込んで脱脂。油が落ちた表面は兎に角ひどい錆だから、とりあえずワイヤブラシで表面の錆を落としてみたが効率的ではない(+_+) 

Dsc00188

 迷った挙句、いささか乱暴な方法だがチェーンをバイスで挟みワイヤーカップブラシで磨いた。やってみたら効果テキメン、金属の肌が見えるほど綺麗になった。側面が綺麗になるとローラー部分の錆が目に付いたのでここも同じ方法でさび落とし。長いチェーンの4面を全て磨くのは結構手間がかかったが、ここまで綺麗になれば錆処理剤RSR-2の必要も無いだろう。最後にもう一度灯油に浸して錆粉を洗って組み込んでみた。 注油してペダルを回せば実にスムーズに回る、これまでのギコギコ音に比べたら雲泥の差、新品同様だ!! ペダルを止めるとフリーが「チッチッチッチッ・・・」と心地いい音を立てている(*^_^*)。出来ればフリーも分解したいところだが専用工具が無いと無理だ。でもしつこいほど洗浄剤をスプレーして洗ってあるから多分内部まで綺麗になってるだろう。 更に調子に乗って次にフロントキャリパーブレーキの磨きまで始めてしまった。猛暑の日曜の午後、暑さを忘れ(る訳がない(~_~;))シコシコ自転車磨き・・・ かなりオタクな休日であった(^^♪ ピカピカピクニカのお披露目を近日中に出来るだろうか?? 部分的なゲリラ的ピカピカ作戦だから、全体像の公開はまだまだ先になるだろう (*^_^*)。

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2008年6月28日 (土)

ピクニカホイル、あらためて見たら

 初代ピクニカ、あらためて眺めたり調べたりしていると知らなかった秘密を再発見することがある。ピクニカのキャストホイルは、あのBMWのバイクのホイルがデザインの元になっているという。ハンドルポストに内蔵されたワイヤー錠のデザインもそうであるという。錠については現物を見て「なるほどそっくり」と思ったが、ホイルについてはデザインの元となった本物を見たことが無いので得心が行かなかった。

R100rs  

Cimg5475 ネットで画像を検索をしてようやくよく似たデザインのホイルに出会った。ピクニカのホイルでは12インチという大きさにあわせスポークの本数を減らすなどしてすっきりデザインされている、しかしディテールはそっくり、ホント良く似ている。多分これだろう、これを見てやっぱりそうだったかとようやく納得できた。デザイナーのなかにBMのオタクがいたんだろうか??   

 

   先日、ピクニカのタイヤを交換したとき、バランスが悪いので何回も何回も手でタイヤを回していて気がついたことがあった。目の残像効果というか錯覚というか、勢い良くまわるホイルを見てると回るときのパターン(模様)が速度によって変わって見えて来る(@_@) そんな当たり前のことが、その模様でさえただの紋様でないような気がしてきた。それはまるで万華鏡。回転したときのパターンの変化まで考えてデザインされていたのだろうか。ピクニカのホイルデザインはそんなことまで思わせる。回るホイルの写真を撮って見たが、カメラは正直だから錯覚なんて起こしたりはしない(~_~;) 自転車を逆さにして飽きもせず何度もタイヤを回しては眺め、おまけに何回も写真を撮ったりストロボを焚いたり、こんなところを見られたらきっと子供みたいな変なオッサンに間違えられそう (*^_^*)  いや事実変なオッサンだ・・・"^_^"

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2008年6月 5日 (木)

タイヤ交換・・・つづき

 昨日のタイヤ交換のつづき・・・

変形した原因がチューブにもないかと思い、今まで付いていた古いチューブとSHINKOの新品チューブを比較してみた。

D1010004  左がミリオンタイヤの古いチューブ・右がSHINKOの新品チューブ。どっちも同じ程度に空気をいれてみた。画像ではわかりにくいがSHINKOの新品チューブは6時の位置にあるバルブの左側 9時の位置まで異常に太くて3時の位置が細い、この差は画像の状態でチューブ直径にしておよそ15ミリ違う。そもそもチューブが自由な状態では、ゴムの伸びが違うので空気を入れれば入れるほど太いところと細いところが出るのが普通なのだが、この2つは明らかに品質の差が出ている。

次にミリオンタイヤの古いチューブを組み込んでタイヤのブレを見てみたが、結果に大差なかった。やっぱりタイヤそのものの品質にも問題ありだった(+_+) SHINKOは諦めてmixiのピクニカコミュで紹介してもらったシュワルベにしてみようか・・・パターンの好みもあることだし迷うところだ。

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2008年6月 4日 (水)

ピクニカ タイヤ交換

 久々にピクニカに乗って、タイヤの具合が悪いのに気が付き交換することにした。以前から近いうちに替えなくてはならないと、ネットでピクニカに合うサイズを探していた。2~3年前には確かにいくつかあったのだが、この度は子供車のブロックパターンしか見付からず気に入ったものがなかった。ネットオークションで検索したら1件ヒットした。これこれ(*^_^*) この際2台のピクニカのタイヤをすべて交換してしまおうと早速入札し手に入れた。とりあえず試しに1台分を買っておけば良かったのに「送料が同じなら」とケチな根性で4本も買ったのが大間違い(+_+)

 今日は昼休みのわずかな時間に、とりあえず磨り減ったタイヤのサイドに亀裂が入り、もう使用には耐えない2本のタイヤとチューブとフラップを全て交換した。ついでにベアリングを清掃し新しいグリスを充填し、玉当りを調整。空気を入れて回してみるとなかなか良い感じだ。やっぱり新品はいい(^^♪と ここまでは良かったのだが・・・この時点では何も気付いていない。

 ピクニカに組み付けて、タイヤを回してみたらどうも様子がおかしい??? タイヤがぶれているのである(+_+) 空気を抜いてチューブが噛んでいないか再度点検してみたが、おかしいところなんて無い。ピクニカはキャストホィールだからスポークの張りが狂ってバランスが狂うなんて無い。タイヤ自体が原因なのだ!! 計測してみると上下方向に最大7ミリ、横方向には最大5ミリ程ぶれている、ちょうどネズミを呑んだ蛇のようにグロテスクに変形している・・・。超粗悪品だぁ~~~(>_<) こんな得体の知れないメーカーの粗悪品を4800円も払って買ってしまったことを後悔してももう遅い。返品交換なんて出来るはずがない。もし交換出来たとしても多分どれも同じ程度のものだろうという気がする。あと他に考えられる原因はチューブ。チューブの肉厚がひどく均一でないとこうならないか?? もう一度ばらしてチューブだけ今までのものに戻してみよう。やってみる価値はありそうだ。

 古いタイヤを調べてみると、今まで付いていた純正とおぼしきタイヤもチューブも銘柄は「ミリオンタイヤ 10000」の刻印とプリントがあった。BSの自転車なのにタイヤもチューブもBS製ではなかった。2台ともそうなのだから多分ブリヂストンではタイヤは外部から入れていたのだろう。で・・・ そのタイヤを更によく調べてみるとビード部分にすごく小さく「made in korea」の刻印がある。ミリオンタイヤって日本製だとばかり思っていたのは間違いだった。

 そして今回の粗悪品。調べてみると案の定、何かと信頼性や安全性で物議をかもしているあの国製であった。さもあらん <`ヘ´> その名は「shinko goldenboy」 <`ヘ´> <`ヘ´> そういえば以前運搬用の一輪車(ねこ車)の安いタイヤをホームセンターで買ったときにこうだった。それもmade in ・・・ 同じ国だった。運搬車ならこれでも使えるが、それに懲りずまた同じ過ちをしてしまった(;_;)  

 ピクニカは常用速度が8km/hとなっているのだから、この程度のバランスのブレでどういうことは無いとは思う。しかし、いまさら4800円分の新品を捨ててrしまうのも口惜しい、さりとてこのまま乗り続けるのも嫌だ。「後悔先に立たず」、失敗の授業料としては妥当なところだと諦めるしかない(T_T) 「ピクニカフアンの皆さんgoldenboyには気を付けよう!」  どこかに良いタイヤは無いかなぁ~~

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2008年5月30日 (金)

プチ輪行

 所用で上京した娘が未明の高速バスで帰ってくるという。バスを降りてもそこから先の交通手段がない、始発までは5時間以上も時間がある (>_<) 午前3時に起きて迎えに行くのも嫌だし・・・仕方がないので仕事を早めに切り上げて、クルマをバス停まで置きに行くことにした。燃料費高騰の折、2台で行くなんてもったいない。峠の向こうのインター近くのバスストップ駐車場に乗っていったクルマを駐車し、そこから最寄り駅までピクニカでお散歩? そして電車で帰るという思いがけない「わずか3駅のプチ輪行」(*^_^*) 

D1020016  5月末ともなれば日が長いので、午後6時を過ぎても明るくて、ちょっとしたサイクリング気分。残雪の山と蒼くなり始めた田んぼを見ながら長閑な田んぼ道をのんびり走った。こんな走りがピクニカにはぴったり(^^♪ だけど・・・慌てて家を出たのでピクニカの点検なんて全くしていなかった。サドルが低すぎて乗りにくいは、空気圧が足りず走りにくいは;・・・ それが理由でゆっくりのんびりだった(*_*。 普段からよく整備しておけばこんなことにはならない(^_^;) 

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2007年9月19日 (水)

ピクニカ:オリジナルの証し

 ブログのアクセス解析を見ていると、検索ワードが「ピクニカ」に関するアクセスが数多い。発売から30年近くを経てなお根強い人気の証拠であろう。人気のカギはデザインや折りたたみ機構のユニークさ、開発者の思いが伝わってくるような設計の思い切りの良さ(妥協をせず、コストを無視するかのようにオリジナルパーツを多用した斬新な考えで設計製作)であろう。デザイン重視でありながら操縦性も乗り心地も充分納得できるレベル。現在の折畳み自転車と比べても群を抜いた折りたたみ簡便性とその機構のユニークさ、しかしユニークゆえの不安感も全く無い。ホールディングバイクなどとは呼びたくない。実によくできた完成度の高い自転車だ。 

 設計・発売がもう少し後だったら初期ピクニカはどうなっていたであろう・・・、ずっと買いやすい価格で大量生産大量販売?。ピクニカもコスト重視のためか設計思想は次第に変化し、最後には単なる折りたたみのママチャリと化してしまったのは大変残念だった。現在の技術でピクニカを作ったらどんなものができるだろう。復活を願う反面、今でも希少であるからこそ「似非ピクニカ」にはでて欲しくない気もする。できることならトレンクルに対抗できるチタンフレームの「6kgを切るピクニカ」なんてどうだろう (^^♪ 

 発売当時10速の本格的クロモリランドナーが6万円台で買えた時代。その少し前ホンダの原チャリ「ロードパル」でさえ6万円未満。そんな時代のピクニカは47800円という高価格であった、これだけ凝りに凝ったものであるから、高いと思いつつそのユニークさゆえ納得できた。当時HONDAのモンキーなどにもこういう個性や主張を持っているものがあった。今の時代なら何だろう? BD-1など時代は変わってもこうした主張あるものは同じように支持を受けている。没個性で主張の少ない製品はいつの世でも支持を受けることはない。人気の一方で年数を経るにつれ今残っているピクニカで、オリジナル状態を保っているのが少なくなってきたように感じるのは残念だ。

 自転車は汎用パーツで出来ているため、サドルやブレーキレバー、ペダルなどなどは古くなると安易に交換されやすい。しかし、ピクニカの駆動系は他との互換性が無い為、ここまで手を加えられていることはまずないだろう。

 では、失われやすいオリジナルピクニカのパーツとは・・・

以下に述べるのは元祖ワンタッチピクニカ「型番OPC-1」についてであり、後継車のベルトドライブや14インチのことではない。尚、ここに書かれていることは、独断と推測と偏見の部分もあり全てが正しいとは言いがたい、間違いなどあったら訂正くださればありがたいです・・・_(_^_)_

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  サドル : 黒のビニール張りで後部に白のピクニカのロゴ入り。発売当時には珍しいサドル中央が凹んだ元祖?アナトミックサドル、人間工学に基づいた云々・・・というキャッチフレーズだった。

  

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   ペダル : SAKAE製の軽合金 SR-220の刻印がある、ピクニカ専用?踏み部分の幅が狭いのは折畳みサイズを考慮してか? ご多分に漏れず、我が家のピクニカ1号も携帯性を考慮し三ヶ島の「FD-6」という折りたたみペダルに交換した。勿論オリジナルもきれいに磨いて取ってある。

  

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 ブレーキレバー : 右側のレバーを固定する部分にはチンカンベルの台座が一体となっている。グリップエンドには赤いリフレクタ付。ハンドルグリップ : BSマークの入った黒い汎用オリジナル、

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リフレクタ : 後部反射鏡もBSオリジナルと思うが確証はない。反射部以外は白いプラ。BSのロゴはない

    

   

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オリジナル錠 : ハンドルポスト部分のパイプ穴に内蔵されたワイヤー錠。これが無いとポスト上部常に穴が開いたままの状態となる。オリジナル錠が無い場合の裏技としてハンドルのエンドキャップで塞ぐと見栄えがよくなる。このあたりを含めピクニカのデザインのモチーフなどに関することはhochamt様のサイトが詳しい。

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スタンド : 12,5インチ車輪に合わせた鉄製メッキオリジナル一本スタンド。初期型から年代を下るにつれ設計の思想からこだわりが消え、それにつれ価格も下がった。ピクニカの堕落だ <`ヘ´>  14インチになってからはママチャリのような両立ちスタンドとなる、リムなど他のパーツにしても然り。これは購買対象が完全に一般向けに変わったためと思われる。

           

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   チェーンカバー  : フルカバー型の軽合オリジナル、裏側カバーには「使用上の注意」がプリントしてある。カバーに隠れたチェーンもピクニカオリジナルである。チェーンカバーは無くても走れるがチェーンが無くては走れない。だから失われやすいパーツの範疇に入らない。チェーンリングやチェーンについてはいつか書きたいと思っているが・・・

       

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 指詰め防止カバー  折りたたむ時にトップチューブとシートチューブの間に指を挟まないよう付けられた透明ビニールカバー、赤いワニの歯のイラストがご愛嬌。これが残っているのは稀になった。ビニールが劣化しやすく残っているものでもバリバリ。折りたたみ時にシートステイを握りしめとロックを解除する部分がある、ここには糸の入ったビニールに手のひらをプリントした表示がついている。この部分は「付属の工具入れを兼ねている」とのことをhochamt様から教えていただいた。下についている庇状の部分は多分泥除け?? こんな小さいところにも凝りに凝ったこだわりが見られる。いずれにしてもこうした劣化しやすい部品が残っているものは皆無に近い、その画像とて然り。ピクニカの機能に直接関係ないパーツであるが、もう手に入れることも出来ない超レアな部品だ。(画像資料提供はいずれもhochamt様)

       

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   展開防止ロック : ピクニカが走行できる状態のときは、長いブレーキアウターワイヤーを引っ掛けるワイヤー固定金具として機能している。折りたたんだときにはトップチューブに引っ掛けて、不用意にフレームが開かないように折りたたみ状態を保つ金具になっている。鉄のパーツを樹脂コーティングしてあるため古くなると樹脂が割れやすいのが弱点    鉄ではなくステンに樹脂コーティングしたものであるとラットエンジニアリング様からご指摘いただきましたので訂正いたします_(_^_)_

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  リム : キャストホイルといわれているが軽合金ではなく、実は黒い樹脂製に銀の塗装。樹脂製のため古いものは劣化して割れやすい、壊れても代替がないため、稀に他の小径車のリムに変えられてるものもあるようだ。リムサイドのブレーキシューが当たる部分が黒くなっているものはシューで磨れたわけではない。初期型第1世代のOPCはシルバー、途中でマイナーチェンジされた第2世代のOPCは、最初から塗装することなくサイドが黒いままだったという。

         .

車体色 : 代表的なものは赤、次に青。黄色やグリーンもあるがかなり希少。この4色があった。塗り替えられているのもあるので注意が必要。

 このあたり↑がオリジナルピクニカを見分けるポイントだろう。最近はこれらが全てそろっているのをあまり見かけなくなってきた。錆びていても、欠けたり穴が開いたりしていても、交換して捨てればもう二度と元には戻せない。オリジナルを保ち大事に乗っていこうと思う。

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2007年7月20日 (金)

初代ピクニカ・わずかな差異

 今日は、以前予告した「初代ワンタッチピクニカ」の前後期の違いについて書いてみた。  

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   外見はほとんど同じだが、同じ初代OPC-1型でも前期と後期では細部には、ほんのわずかな差異がある。そのひとつ、左のピクニカには後ブレーキアウターワイヤの固定用クリップがある。右にはない。左のピクニカは新発売と同時に買った物を譲り受けた、入手の時期がはっきりしているのでこっちは間違いなく前期型だろう。レストア前なので細部のさび・傷はご愛嬌 (*^。^*) 

 

                 

Photo_28    折りたたみ機構の安全装置として、右側の後期型には走行中に不意に車体が折れないような安全ロックが付いている。写真には写っていないが、今あるピクニカのほとんどに、失われている部品に指詰め防止のカバーがある。これは折畳んだときにシートチューブとトップチューブで指を挟んでしまわないように糸入りの透明ビニールにワニの口を赤くプリントしたものを付けてあり注意を促していた。これは後期型にも付いていた記憶があるがだいぶ昔のことなので定かではない。

尚、画像左の前期型のリフレクタはオリジナルではない、またペダルも折畳み三ヶ嶋FD-6に変えてある。

 次回は、依然として人気のあるレア物のワンタッチピクニカを、これからオークションなどで購入する際、オリジナルかどうかの見分け方の参考に、簡単に交換されてしまいがちなオリジナルの特徴的部品(サドル・ペダル・ブレーキ・グリップなど)について書いてみよう。

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2007年6月 9日 (土)

ピクニカ兄弟とおまけのハリー

 我が家のピクニカは3台、真ん中の赤いワンタッチピクニカ2台と左のシルバーのピクニカ。いちばん右はゲスト?の「ARAYAマイクロハリー16」 みんな可愛い子供達だ。

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 左のシルバーのピクニカ、名前は「ブリヂストン ピクニカ」 赤のOPC-1型より前に発売されていたものでワンタッチではなく現在普通にある折りたたみ同様フレームの真ん中を折る方式。とはいえ今のように折りたたみ自転車がどこにでもあるという時代ではなく折りたたみというだけで珍しい時代の元祖ピクニカです。当時BSだけが採用していたアルミダイキャストフレームというスチールパイプをアルミの鋳造ラグで繋いだ車体。「さすがBS」とうなずけるしっかりした構造だ。

Cimg5478_2 ペダルはBSオリジナルの折りたたみ式。ワンタッチではありませんが工具無しでも簡単に折り畳めるユニークな優れもの。スライドロックでペダルシャフトを固定して手回しで緩めてクランクから外しますが、外れたペダルがクランクから離れないようになっている。

  30年たってさびや傷はいっぱいだが、今なお充分実用に耐えている。年代は忘れたがこのピクニカ、発売当時にお年玉年賀はがきの1等の景品となった、それに当選した知人が使っていていらなくなったものを譲り受けた。15年前に一度レストアした後、チョイ乗りやポタリングで重宝して使っていた。レストアのときにメッキ部分はしっかりを錆びを落とし、そこにクリアを吹いておいたので今でもピカピカだが、2回ほど海の波打ち際で戯れた後のメンテを怠ったため、車体の塗装部分にうっすらとさびが浮いて惨めな姿となってしまった。今度は車体を全塗装してみたび蘇らせる予定。そのときにはオリジナル部分は残しながら、内装3段変速に変えたり、軽量化もしようかと思案中・・・

他のピクニカとマイクロハリーについてはまた次の機会に書こうかな。

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2007年5月 9日 (水)

ワンタッチピクニカ get

 連休前のある晩、寝る前にのぞいたオークションサイトで、ワンタッチピクニカを発見。終了まであとわずか10分にもかかわらず入札ゼロです。価格は相場をかなり下回り福沢さんひとり未満、チョッと考えましたが即入札。あっけなく落札しました。(@_@;) 実は、我が家にはもう1台同じものが既にあるのです。こっちは素人の吹付けペイントで見るも無残な姿でしたが、根性でラッカー塗膜を剥がし完全オーバーホール、きれいにレストア済みです。しかしキャストホイル(と一般には言われていますが実は樹脂製)に若干のヒビがあり乗るには差し支えないですが、いずれ部品を探して補修しようと思っていました。ですが、製造後20年を過ぎた自転車でマニア垂涎のレア品ですから、なかなかパーツも手に入りません。落札品の程度も良くわからず「補修パーツが取れればよい」程度に思っていたんです。そして昨晩、品物が届きました。開封してみると、我が家にピクニカ1号が来たときよりもGoodです。製造後、4分の1世紀を経ていますからそれなりの傷やさびはあります。ただひとつオリジナルのワイヤー錠だけがありませんがそれ以外は完全オリジナル状態でした。「上の下のレベル」といったところでしょうか。早速夜なべで点検調整を開始、チェーンが伸びきって少しのショックですぐ外れる状態でしたがチョチョイと調整。空気が抜けたタイヤにエアを詰め試乗してみましたが、全く快調です。部品取りのつもりでしたがもったいなくて、とてもとても部品なんて取れません(~_~;)。 

Picnika2

  できれば赤ではなく緑か黄色が良かったんですが・・・  あらためてピクニカを眺めながら20数年前、夫婦でピクニカ1号とARAYAマイクロハリーに分乗し函館や大沼をポタったことを思い出しました。お互いいい歳になりましたがお揃いの赤いピクニカでポタリングも夢ではありません、・・・ (^^ゞ  それにしてもピクニカ2号が加わると我が家のチャリはこれで14台目。ゴミ屋敷と言われないようにしなくちゃ。側から見ればガラクタでもみんな宝物なんです。同じピクニカでも製造時期で微妙な差があることを発見しました、それについては近いうちに書きます。 

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